馬鹿げている。
今週も90分戦争映画を観て感想を書くだけの馬鹿げた講義を終えた。
今週も、と言っても先週はサボったのだが。
そもそもずっと本を読んでいたしスクリーンが見えづらい位置に座ったので映画の内容はほとんど入って来なかった。
Mr.ChildrenのALIVEを聴きながら家路に就く途中で色々な事を考えた。
でも戦争はいけない、みたいな事ではなく本当に下らない事だけだ。
ルールを守っている人間を馬鹿にする奴が一番の臆病者なんじゃないか、とかそんな事。
馬鹿げた講義で馬鹿げた単位を集めて馬鹿げた会社に入るんだろうか。
たまに死んだ方がマシ、と思うが死ぬ勇気もないしむしろ自分は恵まれてる方だとは思うんだけど。
本当に死んでしまいたいっていう事じゃなくて「死にたい」っていう感情なんだろうな、たぶん。
ほら、また下らない事考えてる。
フェイクファーと愛好家と愛護団体。
世界は偽物で溢れている。
それでも本当を信じて探し続けるか、偽物でもいいと愛し続けるかは自由なんだよ。
大人という抜けがら。
いつも何気なく聴いていたはずのコブクロの願いの詩に危うく涙腺を壊されそうになった。
自分の存在がからっぽであればあるほどその空洞に響く歌だな。
虹。
薄曇りの空に虹が架かっていた。
快晴に架かるそれよりもやけにグッときたのは冴えない自分に似ていたからかも知れない。
晴という漢字。
夜が明ける前の空が一番青いなぁ。